僕はHR/HM(ハードロック/ヘビーメタル)という音楽ジャンルが大好きです。
技術的にも音楽的にも素晴らしいジャンルだと思っているんですが、日本では受け入れられづらいジャンルですよね。。
日本がスウェーデンやフィンランドのようにメタル先進国になる日は来るのだろうか・・・
そんなメタル大好きな僕ですが、ジャパニーズメタル、略してジャパメタのジャンルで大好きなバンドがいます。
それがGALNERYUS(ガルネリウス)です。
何故日本でこのバンドが売れないのか!!!絶対おかしいよ!!!もっと評価されるべき!!ってずーっと思っています。
Youtubeのコメント欄を見ても海外の方が非常に多く、評価は高いんですけどね・・・。
こういったバンドに焦点が当たらないのは本当悔しいです。
少しでも布教活動を広げられればという気持ちです。
GALNERYUSとは
出典:GALNERYUS
メンバーはヴォーカル・ギター・ベース・キーボード・ドラムの5人で構成されています。
普通にありそうなメンバー構成なんですが、各々がもうトップクラスに上手い!
楽曲も基本的にはメタルを貫きつつも、その中でクラシックの要素を取り入れたりと楽曲構成も素晴らしいです。
とにかく、曲がちゃんとメタルしているのにキャッチーで聞きやすいというのがGALNERYUSの一番の特徴ではないかなと思っています。
メタルといえば世間一般的なイメージとして、『叫んだり』『うるさかったり』『暑苦しかったり』というのがあってなかなか馴染みづらいですよね?
GALNERYUSもメタルバンドなのでこれらの要素は全て含まれています!
では何故そんなGALNERYUSがキャッチーで聞きやすいバンドなのか?
次の項目で解説していきたいと思います!
GALNERYUSのメンバー
Vo.SHO
出典:GALNERYUS
Gt.SYU
出典:GALNERYUS
Ba.TAKA
出典:GALNERYUS
Key.YUHKI
出典:GALNERYUS
Dr.FUMIYA
出典:GALNERYUS
GALNERYUSを語る上で欠かせない人はやっぱりバンドリーダーのSYUですね!
僕もギターをやっているのですが、同じモデルのギターを買うくらい自分にとってのギターヒーローです。
※左がSYUシグネチャーのギターです。
ギターが上手いのはもちろんなんですが、驚かされるのはその作曲センスにあると思います。
出典:ESP GUITARS
アルバムを出すたびに最高傑作!と思っているのですが、次作はそれを更に上回るクオリティで出してくるんですよね。
引き出しは一体どれほどあるのかと毎回脱帽しています・・・。
世界に誇る稀代のヴォーカリスト
出典:Wikipedia
そしてその作られた楽曲にキャッチーさと爽快感をもたらしてくれるのがヴォーカルのSHOこと小野さんです!
※何故小野さんなのかは後述で・・・。
もう超絶ハイトーンボイスの持ち主で、まるで天まで届くんじゃないかという圧倒的声量と高音を誇るヴォーカルです。
以前は別のヴォーカルでGALNERYUSは活動しており、小野さんは2009年からGALNERYUSに途中加入されました。
加入当時42歳で現在は51歳(!!)という小野さんですが、年齢を感じさせない素晴らしいパフォーマンスをしてくれます。
ライブを見に行くと「この人本当は何歳なんだ?」毎回思ってしまいます。
前ヴォーカル時も好きだったんですが、小野さん加入以後は更にファン熱が加速し、加入後に出されたCDやDVDはもちろん全て購入しています!
実はSHOこと小野さんは1992年に『小野正利』としてJPOPジャンルでメジャーデビューを果たしています。
そこで自身最大のヒット曲でもありミリオンヒットを記録した『You're the only』で一躍ハイトーンの貴公子として世に知られる事となった方なんです。
僕は世代ではないのですが、GALNERYUS加入前にYoutubeで小野さんの事は知っていました。
そして突き抜けるようなハイトーンボイスに魅了されていました。
ちなみに小野正利を知っている人は”JPOP”というジャンルでの印象が強いと思うのですが、小野さんはデビュー前に『FORT BRAGG』というヘビメタバンドのヴォーカルを務めていたんです。
なので、小野さんの本来の”畑”はHR/HMなんですね。
そんな小野さんがまさかGALNERYUSに加入する事になるとは!
加入した時は相当衝撃を受けました。
楽器陣もトップクラスの技術
他にもSYUと同じ初期メンバーのkey.YUHKIやBa.TAKA、2016年より加入したDs.FUMIYAはいずれもそのジャンルではトップクラスの技術力を持っています。
YUHKIは要塞キーボードを駆使し、ギターとのユニゾンで高速速弾きも披露してくれるそれはもう凄腕の方。
出典:GALNERYUS
ライブでは演奏しながらも笑顔を振りまいてくれるチャーミングな方です。
TAKAはバンドの屋台骨に徹しているベーシストです。
出典:GALNERYUS
本人があまり目立ったアクションはしたくないと公言しているので、ベースの技術を全面に出したプレイを見ることは少ないのですが、堅実なリズムキープと時折見せるタッピングやスラップが光る指弾きの超絶ベーシストです。
普段無口なキャラを通しているのですが、喋ると意外と・・・
FUMIYAは僕もドラムをやっていた事もあり、GALNERYUS加入前から好きなドラマーの1人だったので加入発表された時にはテンションが上がりました!
出典:GALNERYUS
圧倒的な早さと強さの高速ドラムを見せつけてくれます。
GALNERYUS以外にもいくつかバンドを掛け持ちしているのですが、THOUSAND EYESというバンドでのFUMIYAはもうブラストビート叩きまくりで上半身がまぁ忙しそうです。
あとはやはりシンバルなどの金物使いでしょうか。
ライドをただ鳴らしたりするだけでなくカップを多用したり、エフェクトシンバルを多点置いていたりと聞いていて飽きないドラミングをしてくれます。
僕はAquiles Priester(アキレス・プリースター)という好きなドラマーがいるのですが、金物使いの特徴はかなり似ていると思います。
GALNERYUSの楽曲
そんなメンバーが奏でる楽曲なのですが、正直おすすめしたいものがありすぎて紹介しきれない・・・。
今回はその中でも代表曲から最新曲までをピックアップして紹介したいと思います!
『DESTINY』
小野さん加入後初のリリース曲。
もうイントロからアウトロまで見どころしかありません!
小野さんが入ってくれて良かった!と心から思えた曲です。
『ANGEL OF SALVATION』
GALNERYUS史上初の組曲として生み出された大作。
公式MVではショートバージョン(といっても7分以上)の為、フルバージョン(14分以上!)も是非聞いてみてください!
楽曲後半の小野さんのパフォーマンスはいつ見ても鳥肌が立ちます!必見です。
クラシックのチャイコフスキーヴァイオリン協奏曲の一部をオマージュしている箇所が至る所にあったりとクラシックファンの方にもおすすめです。
『ULTIMATE SACRIFICE』
最新コンセプトアルバムからのタイトルトラック。
これも公式MVはショートバージョンの為、是非フルを・・・。
このアルバムからドラムのFUMIYAが加入しています。
哀愁がありながらも疾走感や壮大さを感じられる、まさに今のGALNERYUSを象徴する1曲!
『WINGS OF JUSTICE』
こちらも最新アルバムから。
GALNERYUSらしさ全開のスピードチューンです!
ライブバージョンでも小野さんの化け物じみた音源以上のボーカルが確認できます。(褒め言葉)
最後に
出典:GALNERYUS
みなさんいかがでしたでしょうか?
僕のGALNERYUS推しが少しでも伝わっていれば幸いです。
メタルというジャンルにしてはかなりキャッチーで魅力的なバンドなので、もっと世に知られてほしい!
ちなみにGALNERYUS関連での僕の宝物がこれなんですけど
現メンバーのサインが入ったブルーレイ!
先日博多でインストアイベントがあったのでその時に握手とともに書いてもらったものです。
大阪にいた時は大阪でのライブは全て参戦し、福岡に転勤してからも福岡のライブは全て参戦しています!
そのくらいGALNERYUSは僕がのめり込んでいるバンドなので、みなさんに少しでも伝わっていれば嬉しいです。
正直まだまだ書き足りませんが、キリがないので今回はこの辺で終わりとさせていただきます!